着物買取でネットを活用するメリット
着物買取を依頼するときにはネットを使うことができますが、どのようなメリットがあるのかがわからない人もいるでしょう。
ネットを使うと便利な点が二つあるので魅力が大きいかどうかを考えてみましょう。
査定を受けやすい
着物を買い取ってもらうときにはいくらで売れるかをまずは知りたいと考えるのが普通です。
業者に査定してもらって結果を見るという流れで買取価格を確認するのが一般的ですが、ネットだと査定を受けやすい傾向があります。
着物買取の査定には簡易査定と本査定の二種類があるので、それぞれについてどんなメリットがあるかを確認しておきましょう。
・簡易査定
簡易査定はこのような着物だと業者に情報だけ伝えて価格を大まかに見積もってもらうものです。
ネットを使うと着物の種類や購入した時期、デザインなどの情報を送信するだけで査定結果を教えてもらえるので簡単です。
必要に応じて写真を送ることもでき、本査定の結果にかなり近い価格を出してもらえることも多くなっています。
・本査定
本査定は着物を業者に直接見てもらって最終的な買取価格を出してもらうのに必要なプロセスです。
ネットで申し込んだときにも現物を業者に見せなければなりませんが、大抵は店頭に持っていく必要がありません。
自宅まで出張してくれたり、宅配便で送れば良い形にしてくれたりするからです。
手間を減らせるという点で本査定においてもネットを使うメリットがあります。
取引がスムーズ
着物買取の業者との取引がスムーズに進むのもネットを使うメリットです。
重要なのは店頭に行かなくても良いことですが、どうやってスムーズに手続きを進められるのでしょうか。
・電話連絡を受けられる
ネットで着物買取の申し込みをすると一般的には業者から電話連絡を受けられます。
自分から電話をかけるのと違って待たされるストレスがないのがメリットです。
出られなくてもかけ直してくれるか、メールで別途連絡をもらえるのが一般的です。
・メールで手続きが進められる
電話で必要事項の確認を終えた後はメールベースで手続きを進められるのもスムーズに進む理由です。
忙しくて着物を店頭に持っていけない場合でもメールで日程調整をして自宅まで査定や集荷に来てもらえます。
査定結果の連絡もメールで受けることができ、買い取ってもらうときの書類もメールでやり取り可能です。
昼間に時間を確保できない人でも手続きを進めやすいのが魅力なのです。
ネットで着物買取をするときの注意点
ネットで着物買取を申し込むときには気をつけなければならない点もあります。
ネットで申し込むときには信頼できる業者かどうかを見極めるのが大切です。
店頭営業しているのを見ることができないので、本当に実体がある買取業者なのかがわかりません。
実績や口コミ、登録の有無などを確認し、きちんと取引をしてくれる業者だと見極めてから申し込みましょう。
ネットで着物買取する際の手数料についての調査も必要
ネットで着物買取を申し込むときには手数料についても気にかけておくことが必要です。
一般的に査定も買取も手数料がかからない仕組みになっていますが、場合によっては費用負担が生じることがあります。
代表的なのが宅配買取を依頼したときの梱包材の費用や送料です。
着物の品質を損なわないように宅配キットを送ってもらえる業者もありますが、無料とは限らないので気をつけましょう。
また、宅配便の送料についても離島や北海道などでは負担しなければならないこともあります。
余計な手数料がかかると高く売れてもメリットが小さくなってしまうので十分な調査が必要です。